MHPC マインドヘルスパーソナリティセンターでは、悩んだり、迷ったり、困った時に、 悩みの克服や問題解決のヒントが得られるメンタルサプリ「心が折れない悩み方」の動画配信を行っています。
現在、全国には悩みが解決できずに、生活行動の停滞を余儀なくされ、苦悩を抱えて生き ている人がたくさんいます。
そして、毎日がつらい、苦しいと生きる活力を失い、憂うつな思いで生活しています。
人生に、悩みはつきもの。「悩み方」を変えれば、人生が変わる。
私たちが生きていく上で、「悩まない」で生きていくことはできません。 多かれ少なかれ、絶えず悩みを抱えて生きています。
そういう意味で「悩み」とは、「人生の伴走者」のようなものだから、悩みを排除しようとせず、悩みと「仲良し」になることが賢明な生き方かもしれません。
ところで、私たちの悩みには、プラスの意味や価値を持つ「ポジティブな悩み」と、マイ ナスの意味や価値を持つ「ネガティブ悩み」のふたつがあります。
例えば、家を新築する時、間取りや調度品選びに悩むとか、車を買い替える時の車種選び などポジティブな悩みは、気力や意欲、活力を生む「生きるパワー」になります。
問題は、「憂うつな感情」が伴う「ネガティブな悩み」です。 こうした悩みが速やかに解決、克服できないと、さまざまな問題が生まれ、最終的には二 進(にっち)も三進(さっち)もいかない状況に陥ります。
現に世間にはそうした状況に陥り、不幸な人生を送っている人が大勢います。 そして、その人たちに共通している点は、唯一、「悩み方」が知らない、「悩み方」が下手であるという事実です。
解かりやすく言えば、「心が折れる悩み方」をしているということです。 悩むこと自体、問題はありませんが、悩み続けることは何の意味もありません。
実は、私、矢吹孝志は、高校 2 年の時に体験した「不登校」やその後の「3 年間のひきこもり生活」を克服する過程で、「心が折れない悩み方」をしっかり身につけています。
その「心が折れない悩み方」が MHPC オリジナルメソッドとして、長きに渡る「カウン セリング相談事業」の根幹を支え、現在まで、多くのクライエントの問題解決に貢献して います。
「心が折れない悩み方」の詳細については、動画/メンタルサプリ「心が折れない悩み方」 の各講話で詳しく解説しています。
ここで「悩み」を克服するまでの経過を簡単に説明します。 「悩み」を克服する過程(かてい)には、①「否認(ひにん)の段階」があり、次に②「絶望の段 階」があり、最後は③「受容と回復の段階」を経て、克服に至ります。
①「否認(ひにん)の段階」とは。 震災など突発的な出来事や予期(よき)せぬ事件や事故に見舞(みま)われた時、私たちは「うそだろう」「マジかよ」とか、「信じられない!!」「まさか、こんなことが起こるはずがな い」と、にわかに信じられない、または、信じたくないという気持ちで「否認」をします。
②「絶望の段階」とは。 さらに、突発的な事件や近親者の突然の死に遭遇(そうぐう)するようなことがあれば、気が 動転(どうてん)して正しい認識や判断ができなくなり、現実、起きていることが受け入れら れない状況に陥ります。
そして、時間の経過と共に起きた出来事を「現実のもの」または、「事実のこと」と認識することで、「ああ、もうだめだ、どうしたらいい」とか、「立ち直れない、どうしようもない」と絶望感や失望感を抱き、極度の憂うつ感や無力感に襲(おそ)われます。
ところで、悩みを速やかに克服できる人とそうでない人の違いは、「悩み方」にあります。 特に、②「絶望の段階」をいかに乗り越えるかが最大のポイントであり、次の③「受容と 回復」の段階につないでいくには、「悩み方」にかかっています。
「悩み方」が下手だと、絶望の段階から脱却できません。
人生は、苦労七坂(くろうななさか)、 七曲(ななまが)り。 好(この)まぬ坂も、あるけれど、 風水害や地震など、 『まさか』のさかは、 避(さ)けたいものだ。
ところで、「心が折れない悩み方」には、「ストレスに打ち克ち、逆境を乗り換え、どんな 困難にもへこたれない『元気、しなやか、折れない心』」を身につけ、①悩みを速やかに克 服する目的と、さらに、日々の生活で②無用な悩みを抱え込まない生き方をするという、ふたつの目的があります。
③「受容と回復の段階」とは。
「受容と回復」の段階においては、例え、どのような状況であれ、現実をあるがままに受 け入れることと、「きっと大丈夫!!」と自分に対して「期待感」を持つとか自分の「可能 性」を信じるという、確固たる「自己肯定観」を持たなければなりません。
このように、悩みを克服する過程には 3 つ段階がありますが、最大のポイントは、状況 を「受け入れる」ということです。 受け入れなければ、先に進むことも、状況を変えていくことも不可能です。
「受け入れられない」背景には、「こだわりやとらわれ」の感情をはじめ、勝手な「思い込み」や一方的な「決めつけ」があります。
ところで、こうした思いや感情を払拭するには、MHPC のオリジナルメソッドである絶対受容の心、すなわち「余意(よい)の心」を持たなければなりません。
聞きなれない「余意」というこの言葉は、私の造語で「余裕の意識」の短縮語であり、その意味は、あらゆるものごとや出来事をはじめ、あらゆる状況や場面に対し、「こだわりを捨て、ゆとりを持って、あるがままに受け入れる」心の状態を言います。
良くても余意(よい)。悪くても余意(よい)。どちらでも余意(よい)という、自分にとって、 「良いこともあるがままに受け入れますよ、悪いことでもあるがままに受け入れますよ、 そして、「良くても悪くてもどちらでも、あるがままに受け入れますよ」という絶対受容 の心の状態を表す言葉です。
「良い」ではダメなのか。「これで良い」とは、「そのほかは悪い」という「こだわり」が あります。
ところで、私たちはさまざまな「ことがら」で悩みますが、その悩みの「中心」には、「こだわりやとらわれ」、「思い込みや決めつける」という思いや感情があり、それが「悩みの元」になっているということを理解しなければなりません。
動画/メンタルサプリ「心が折れない悩み方」は、日々の生活での「心が折れない悩み方」 を身につけるヒントを全 37の講話の中で、解かりやすく説明します。 是非、ご覧下さい。