しかし、その原因は、あくまで「あなた」が思う原因であって、本当の「原因」ではありません。
正しくは、それは、「あなた」の生きにくさを招いた「キッカケ」であって、「あなた」の憂うつを招いた本当の原因は「あなた自身」にあるのです。
ところで、「真因」と「誘因」という言葉をご存知でしょうか。
一般的に「悩む原因」と言われるものは「誘因」と言われ、悩むキッカケになったものごとや出来事のことです。
それに対し「真因」とは、そのものごとや出来事に対する「見方や考え方、捉え方や受け止め方」という「解釈の有様」または「仕方」が、自らの「悩み」にしてしまう「因」のことを言っています。
解りやすく言えば「悩む思考」を持っていないことが本当の原因、つまり「真因」です。
ですから、「悩む」という「思考」を持つタイプは、あらゆる物事や出来事を自らの悩みにしてしまう恐れがあります。
いまいち、ピンとこないかもしれませんが、この意味を知ることが、「あなた」の生きにくさを根本的、かつ恒久的に解決する唯一の答えです。
この意味、お解りでしょうか。