36.社会的自立へ向けて。
その ④「自己処理」とは

❖社会的自立に向けて。その④「自己処理」とは。

私たちが社会的に自立するということは、あらゆる「ものごと」を自ら「選択」し、自 ら「管理」しながら、自らの「責任」において、自ら「処理(解決)する」という、すべて、「自前(じまえ)」で行う「自作自演(じさくじえん)」のワンマンショーであると言えます。

そこには、自分を助ける脇役(わきやく)も、舞台(ぶたい)に花を添え、彩(いろど)りを与える 「ゲスト出演(しゅつえん)者」もなく、すべては「自力(じりき)」によって人生という舞台を 生きることになります。

このように考えると、社会的に自立すること、つまり、人生は孤独で寂(さみ)しい「一人 旅」のように思われますが、決してそうではなく、私たちは一人の力で生きているのでは なく、互いに「頼(たよ)り、頼られる」という、人との協力関係の中で「他力(たりき)」の力 を借りながら生きています。

しかし、数ある「他力(たりき)」の中には、自分にプラスになるものと、そうでないもの があり、それを正しく判断するには「自力(じりき)」である自己選択力が必要になります。

もし、判断を誤(あやま)れば、人間関係ではトラブルが起きたり、予期しない出来事や好 まない結果を招くなど、無用なストレスや悩みを抱えることになります。

ところで、人生はすべてにおいて、「自力」で生きることであり、人をあてにしたり、人 に頼らないと生きられない「他人任(たにんまか)せの半人前」は、本来、生きていくことが できません。

ところが、世間には自立できない「半人前」がたくさんいて、事件や事故をはじめ、さ まざまな問題やトラブルを起こし、連日、マスコミを賑(にぎ)わしています。
では、社会的自立に必要な「自己処理」の力を身につけるには、具体的にどのように考 えれば良いのでしょうか。

まず、「心が折れない悩み方」の基本的な考えである、「何があったかではなく、どのよ うに解釈するか」または、「解釈したか)」という「解釈の仕方」が重要になります。

解釈その①は、すべてのものごとや出来事の結果は、「起こるべくして起こった、成る べくして成った」当然の結果であると解釈する「当然観」を持つことです。

さらに、②は「感情両価性」をはたらかせ、「ピンチはチャンス」と解釈する「両面観」 によって「プラスの意味や価値」を見出(みいだ)し、行動を促進(そくしん)することで、停滞 している状況を変えていきます。

この、①と②の「考え方や見方、捉え方、さらに受け止め方」と言った「解釈の仕方」 をしっかり身につけることが、「自己処理能力」を高める重要なポイントになります。

 

人生という、自作自演の舞台では、あてになるのは唯(ただ)一つ、 「自力」のほかに何もない。

他人の声や評価には、戸惑(とまど)い迷うことはない。 気分やその場の雰囲気で、いともたやすく変わるもの。

仮に失敗したからと、嘆(なげ)き悲しむことはない。 どんな時でも悠々(ゆうゆう)と、ぶれない生き方したければ、 当然観と両面観、ふたつの「自力」を身につけて、 「知的武装(ちてきぶそう)」をすればいい。

このように、私たちが社会的に自立するには、「自己選択、自己管理、自己責任、そして 自己処理」の四つの力が必要不可欠であり、さらに、私たちが生きていく上で避けること ができない、あらゆる「悩み」を速やかに解決する「心が折れない悩み方」を身につけさ せてくれます。

❖社会的自立に向けて。その ④「自己処理」とは。

私たちが社会的に自立するということは、あらゆる「ものごと」を自ら「選択」し、自 ら「管理」しながら、自らの「責任」において、自ら「処理(解決)する」という、すべて、「自前(じまえ)」で行う「自作自演(じさくじえん)」のワンマンショーであると言えます。

そこには、自分を助ける脇役(わきやく)も、舞台(ぶたい)に花を添え、彩(いろど)りを与える 「ゲスト出演(しゅつえん)者」もなく、すべては「自力(じりき)」によって人生という舞台を 生きることになります。

このように考えると、社会的に自立すること、つまり、人生は孤独で寂(さみ)しい「一人 旅」のように思われますが、決してそうではなく、私たちは一人の力で生きているのでは なく、互いに「頼(たよ)り、頼られる」という、人との協力関係の中で「他力(たりき)」の力 を借りながら生きています。

しかし、数ある「他力(たりき)」の中には、自分にプラスになるものと、そうでないもの があり、それを正しく判断するには「自力(じりき)」である自己選択力が必要になります。

もし、判断を誤(あやま)れば、人間関係ではトラブルが起きたり、予期しない出来事や好 まない結果を招くなど、無用なストレスや悩みを抱えることになります。

ところで、人生はすべてにおいて、「自力」で生きることであり、人をあてにしたり、人 に頼らないと生きられない「他人任(たにんまか)せの半人前」は、本来、生きていくことが できません。

ところが、世間には自立できない「半人前」がたくさんいて、事件や事故をはじめ、さ まざまな問題やトラブルを起こし、連日、マスコミを賑(にぎ)わしています。
では、社会的自立に必要な「自己処理」の力を身につけるには、具体的にどのように考 えれば良いのでしょうか。

まず、「心が折れない悩み方」の基本的な考えである、「何があったかではなく、どのよ うに解釈するか」または、「解釈したか)」という「解釈の仕方」が重要になります。

解釈その①は、すべてのものごとや出来事の結果は、「起こるべくして起こった、成る べくして成った」当然の結果であると解釈する「当然観」を持つことです。

さらに、②は「感情両価性」をはたらかせ、「ピンチはチャンス」と解釈する「両面観」 によって「プラスの意味や価値」を見出(みいだ)し、行動を促進(そくしん)することで、停滞 している状況を変えていきます。

この、①と②の「考え方や見方、捉え方、さらに受け止め方」と言った「解釈の仕方」 をしっかり身につけることが、「自己処理能力」を高める重要なポイントになります。

 

人生という、自作自演の舞台では、あてになるのは唯(ただ)一つ、 「自力」のほかに何もない。

他人の声や評価には、戸惑(とまど)い迷うことはない。 気分やその場の雰囲気で、いともたやすく変わるもの。

仮に失敗したからと、嘆(なげ)き悲しむことはない。 どんな時でも悠々(ゆうゆう)と、ぶれない生き方したければ、 当然観と両面観、ふたつの「自力」を身につけて、 「知的武装(ちてきぶそう)」をすればいい。

このように、私たちが社会的に自立するには、「自己選択、自己管理、自己責任、そして 自己処理」の四つの力が必要不可欠であり、さらに、私たちが生きていく上で避けること ができない、あらゆる「悩み」を速やかに解決する「心が折れない悩み方」を身につけさ せてくれます。

代表・矢吹孝志(やぶきたかし) 福島県生まれ

*MHPC代表、健康・教育カウンセラー
*レジリエンスセラピスト
*公立学校共済組合福島県支部「こころのケア事業」
 ・委託カウンセラー
*ティーペック(株)東京/大阪 ・委託カウンセラー
*システムブレーン/ライセンスアカデミー(講師派遣会社)
 ・登録講師
*NPO法人・日本フリースクール協会理事

書籍案内

「子どもは親を選べない」
幻冬舎ルネッサンス

「心の病はこうして直す」
文芸社

「余意の生き方」
現代書林

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