09.「柔軟性」を養う。
   「柔軟な思考」を身につける。

❖③「柔軟(じゅうなん)性」を養う。「柔軟な思考」を身につける。

一般的に柔軟性と言えば、軟体動物(なんたいどうぶつ)の動作や、体操選手の身体のように 「柔(やわ)らかい」とか、「ゆるやかな動き」と思いがちで、そうした解釈はあながち間違いではありませんが、「思考面」における「柔軟性」となると違います。

「柔軟な思考」というのは、あらゆる場面において、さまざまな選択肢(せんたくし)を用 意して、多彩(たさい)な判断ができる「経路(けいろ)思考」のことであり、何かの目的を果た そうとする時、いくつかの「代わりの案」である複数の「解決策や対処法」つまり、「代案 (だいあん)」を事前に用意するという「考え方の習慣」です。

従って、柔軟な思考とは、ひとつの選択肢ではなく、「転ばぬ先の杖(つえ)」をいくつか 事前に用意し、万全(ばんぜん)の態勢を整(ととの)えておこうと、幅広く考えることができる 「思考」です。

例えば、新幹線で東京へ出かけて行くとします。 その際、万が一事故が起きて新幹線が全面ストップした時を事前に考え、最寄りの駅から 在来線に乗り換えて行くとか、別の交通手段の情報を予(あらかじ)め、調べておくようなこ とです。

また、東京都のスカイツリー建設や、本州と北海道、函館(はこだて)市を結ぶ、青函(せい かん)トンネル工事など大規模の建設でも、小さな目標を積み重ねていくことで容易(ようい) に達成することができるように、「柔軟な思考」とは、達成可能な目標を定めることや、 「できること」と「できないこと」を見極(みきわ)め、できることはきっちりやるが、でき ないことは無理しないという考え方から生まれるため、大規模な建設をはじめ、さまざま なものごとを達成することが可能になります。

ところで、人生には、地震や水害など自然災害に突然、見舞(みま)われたり、さまざまな トラブルやアクシデントなど予期せぬことが起こります。
そうした事態に速(すみ)やかに対応するには、「予期(よき)せぬこと予想して、心の準備を する」という一見、「余計(よけい)なこと」や、「無駄と思うようなこと」を考えていなけれ ばなりません。

世間一般の話として、普段、私たちが何かをしようとする時、周(まわ)りの人から「よそ 見しないで、集中してやりなさい」とか、「余計(よけい)なことを考えてはいけません」と 言われますが、その「余計なこと」や「無駄と思うようなこと」を考えるのが「柔軟な思 考」であり、臨機応変(りんきおうへん)に対応するための「賢(かしこ)い知恵」になります。

ちなみに、経路思考は、ものごとを「点」ではなく、「線」あるいは「面」をイメージすることで、いろんな「余計なこと」が思い浮かんで、さまざまな選択肢を用意することが できます。

さらに「柔軟性」の重要な点について、レジリエンス「折れない心」を例に説明すると、 一般的には「折れない心」はタフで強靭(きょうじん)な心である、と思いがちですが、決し てそうではありません。
「折れない心」とは、柔軟性を兼(か)ね備(そな)えた「しなやかな心」のことを言います。

柳の枝は、降り積もる雪の重さや強風にも耐える柔軟性がある、という意味の「柳に 雪折(ゆきお)れなし」や、柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、屈強(くっきょう) なものを押さえつけることが出来る、という「柔(じゅう)よく、剛(ごう)を制す」という言葉 があります。

さらに、「歯、滅(ほろ)びて、舌存(したそん)す」というように、歯は強くて堅(かた)いが、 やがて抜け落ちてしまう、しかし舌は柔(やわ)らかく、その機能(きのう)が長くはたらく、と いう言葉があるように、柔軟性はさまざまな状況に対応できる性質があります。

ところで、私たちが「悩む」という背景には「こだわりやとらわれ、思い込みや決めつ ける」というネガティブな思いや感情があります。

しかも、その「こだわりやとらわれ、思い込みや決めつけ」は、ほとんどがひとつの事 がらにこだわり続けたり、とらわれて、さらに一方的に思い込んだり、決めつけています。

しかし、「柔軟性」=「柔軟な思考」が身についていれば、何事(なにごと)にも、幅広い視 点(してん)で適切に対応できるため、「こだわりやとらわれ」をはじめ、一方的な「思い込 みや決めつけ」をなくすことができます。

詳しく言えば、「ピンチはチャンス」と捉える「両面観」のプラスの意味や価値を見出す とか、突発的な出来事に瞬時(しゅんじ)に対応するとか、「今後、起こりうるであろう」先々 (さきざき)の結果を予測して、事前に対処法を準備するのも、すべて「柔軟性」=「柔軟な 思考」がなければ不可能です。

また、新商品の開発や新しい企画を立てたり、斬新(ざんしん)なアイデアやユニークな発 想を生むとか、イメージチェンジを図ろうとする時も「柔軟性」=「柔軟な思考」がなけ ればなりません。

さらに、私たちが悩みを抱えている時や、停滞している時のネガティブな思いや感情が 伴う「こだわりやとらわれ」「思い込みや決めつけ」をはじめ、「先入観や固定観念」をなくそうとする時、「柔軟性」=「柔軟な思考」が必要不可欠(ひつようふかけつ)なことは、言 うまでもありません。

一本道(いっぽんみち)より二本道(にほんみち)。単線(たんせん)よりも複数線(ふくすうせん)。ひ とつのことより二つ三つ、と言うように「柔軟性」=「柔軟な思考」によって、ひとつに こだわらないでいろいろと、さまざまな選択ができるところに、「想像(そうぞう)する力」 や、創意工夫(そういくふう)と言った「創造(そうぞう)力」をはじめ、「画一的(かくいつてき)か ら多角(たかく)的」つまり、多様性(たようせい)が育(はぐく)まれます。

病気のことや子育てや、 人付き合いの悩みなど、 「悩み」はいろいろあるけれど、 悩みの中味にあるものは、 こだわり、とらわれ、決めつけて、 一方的に思い込む、 不快な思いや感情が、 唯一、 こびりついている。

悩みを克服したければ、 ひとつのことにこだわらず。 ピンチはチャンスと言うように、 あらゆる場面や状況の、
裏と表を考える、 「柔軟性」ある考えや、
先に説明した通り、 「自信」に加え、「冷静さ」、 さらに、次項(じこう)の「楽観性」、 「人間力」と問題の、「解決力」を身につけて、 対処するしか、ありません。

「柔軟な思考」=「柔軟性」とは、「どっちつかずの曖昧(あいまい)なもの」や「風見鶏(か ざみどり)」のように、自分に都合の良いことばかりを求めることではありません。
勿論、いい加減(かげん)で優柔不断(ゆうじゅうふだん)な思考ではありません。

あらゆる場面において、幅広い視点でさまざまな選択肢(せんたくし)を用意して、多彩(た さい)な判断ができるという、現実的に対処する「思考」であると言えます。

❖③「柔軟(じゅうなん)性」を養う。「柔軟な思考」を身につける。

一般的に柔軟性と言えば、軟体動物(なんたいどうぶつ)の動作や、体操選手の身体のように 「柔(やわ)らかい」とか、「ゆるやかな動き」と思いがちで、そうした解釈はあながち間違いではありませんが、「思考面」における「柔軟性」となると違います。

「柔軟な思考」というのは、あらゆる場面において、さまざまな選択肢(せんたくし)を用 意して、多彩(たさい)な判断ができる「経路(けいろ)思考」のことであり、何かの目的を果た そうとする時、いくつかの「代わりの案」である複数の「解決策や対処法」つまり、「代案 (だいあん)」を事前に用意するという「考え方の習慣」です。

従って、柔軟な思考とは、ひとつの選択肢ではなく、「転ばぬ先の杖(つえ)」をいくつか 事前に用意し、万全(ばんぜん)の態勢を整(ととの)えておこうと、幅広く考えることができる 「思考」です。

例えば、新幹線で東京へ出かけて行くとします。 その際、万が一事故が起きて新幹線が全面ストップした時を事前に考え、最寄りの駅から 在来線に乗り換えて行くとか、別の交通手段の情報を予(あらかじ)め、調べておくようなこ とです。

また、東京都のスカイツリー建設や、本州と北海道、函館(はこだて)市を結ぶ、青函(せい かん)トンネル工事など大規模の建設でも、小さな目標を積み重ねていくことで容易(ようい) に達成することができるように、「柔軟な思考」とは、達成可能な目標を定めることや、 「できること」と「できないこと」を見極(みきわ)め、できることはきっちりやるが、でき ないことは無理しないという考え方から生まれるため、大規模な建設をはじめ、さまざま なものごとを達成することが可能になります。

ところで、人生には、地震や水害など自然災害に突然、見舞(みま)われたり、さまざまな トラブルやアクシデントなど予期せぬことが起こります。
そうした事態に速(すみ)やかに対応するには、「予期(よき)せぬこと予想して、心の準備を する」という一見、「余計(よけい)なこと」や、「無駄と思うようなこと」を考えていなけれ ばなりません。

世間一般の話として、普段、私たちが何かをしようとする時、周(まわ)りの人から「よそ 見しないで、集中してやりなさい」とか、「余計(よけい)なことを考えてはいけません」と 言われますが、その「余計なこと」や「無駄と思うようなこと」を考えるのが「柔軟な思 考」であり、臨機応変(りんきおうへん)に対応するための「賢(かしこ)い知恵」になります。

ちなみに、経路思考は、ものごとを「点」ではなく、「線」あるいは「面」をイメージすることで、いろんな「余計なこと」が思い浮かんで、さまざまな選択肢を用意することが できます。

さらに「柔軟性」の重要な点について、レジリエンス「折れない心」を例に説明すると、 一般的には「折れない心」はタフで強靭(きょうじん)な心である、と思いがちですが、決し てそうではありません。
「折れない心」とは、柔軟性を兼(か)ね備(そな)えた「しなやかな心」のことを言います。

柳の枝は、降り積もる雪の重さや強風にも耐える柔軟性がある、という意味の「柳に 雪折(ゆきお)れなし」や、柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、屈強(くっきょう) なものを押さえつけることが出来る、という「柔(じゅう)よく、剛(ごう)を制す」という言葉 があります。

さらに、「歯、滅(ほろ)びて、舌存(したそん)す」というように、歯は強くて堅(かた)いが、 やがて抜け落ちてしまう、しかし舌は柔(やわ)らかく、その機能(きのう)が長くはたらく、と いう言葉があるように、柔軟性はさまざまな状況に対応できる性質があります。

ところで、私たちが「悩む」という背景には「こだわりやとらわれ、思い込みや決めつ ける」というネガティブな思いや感情があります。

しかも、その「こだわりやとらわれ、思い込みや決めつけ」は、ほとんどがひとつの事 がらにこだわり続けたり、とらわれて、さらに一方的に思い込んだり、決めつけています。

しかし、「柔軟性」=「柔軟な思考」が身についていれば、何事(なにごと)にも、幅広い視 点(してん)で適切に対応できるため、「こだわりやとらわれ」をはじめ、一方的な「思い込 みや決めつけ」をなくすことができます。

詳しく言えば、「ピンチはチャンス」と捉える「両面観」のプラスの意味や価値を見出す とか、突発的な出来事に瞬時(しゅんじ)に対応するとか、「今後、起こりうるであろう」先々 (さきざき)の結果を予測して、事前に対処法を準備するのも、すべて「柔軟性」=「柔軟な 思考」がなければ不可能です。

また、新商品の開発や新しい企画を立てたり、斬新(ざんしん)なアイデアやユニークな発 想を生むとか、イメージチェンジを図ろうとする時も「柔軟性」=「柔軟な思考」がなけ ればなりません。

さらに、私たちが悩みを抱えている時や、停滞している時のネガティブな思いや感情が 伴う「こだわりやとらわれ」「思い込みや決めつけ」をはじめ、「先入観や固定観念」をなくそうとする時、「柔軟性」=「柔軟な思考」が必要不可欠(ひつようふかけつ)なことは、言 うまでもありません。

一本道(いっぽんみち)より二本道(にほんみち)。単線(たんせん)よりも複数線(ふくすうせん)。ひ とつのことより二つ三つ、と言うように「柔軟性」=「柔軟な思考」によって、ひとつに こだわらないでいろいろと、さまざまな選択ができるところに、「想像(そうぞう)する力」 や、創意工夫(そういくふう)と言った「創造(そうぞう)力」をはじめ、「画一的(かくいつてき)か ら多角(たかく)的」つまり、多様性(たようせい)が育(はぐく)まれます。

病気のことや子育てや、 人付き合いの悩みなど、 「悩み」はいろいろあるけれど、 悩みの中味にあるものは、 こだわり、とらわれ、決めつけて、 一方的に思い込む、 不快な思いや感情が、 唯一、 こびりついている。

悩みを克服したければ、 ひとつのことにこだわらず。 ピンチはチャンスと言うように、 あらゆる場面や状況の、
裏と表を考える、 「柔軟性」ある考えや、
先に説明した通り、 「自信」に加え、「冷静さ」、 さらに、次項(じこう)の「楽観性」、 「人間力」と問題の、「解決力」を身につけて、 対処するしか、ありません。

「柔軟な思考」=「柔軟性」とは、「どっちつかずの曖昧(あいまい)なもの」や「風見鶏(か ざみどり)」のように、自分に都合の良いことばかりを求めることではありません。
勿論、いい加減(かげん)で優柔不断(ゆうじゅうふだん)な思考ではありません。

あらゆる場面において、幅広い視点でさまざまな選択肢(せんたくし)を用意して、多彩(た さい)な判断ができるという、現実的に対処する「思考」であると言えます。

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