23.何故、人と関わるのか。
❖何故、人と関わるのか。
私たちは、生きていく上で「人」を避(さ)けたり、人との関わりを持たずに生きていくことはできません。
親、兄弟姉妹をはじめ、近隣近所の人づき合い、さらに職場での人間関係や友人知人と の付き合いなど、常に人と関わり合って生きています。
では、何故、私たちは人と関わらなければ生きていくことができないのか、その理由は 何か、ということを考えます。
まず、私たちが人と関わる目的や理由は、仕事など職場での経済活動であったり、学校 での学習活動をはじめ、ショッピングやレジャー、個人的な活動など、あらゆる生活場面 で常に人との関わりがありますが、私たちが人と関わる本当の理由は、別のところにある のをご存知でしょうか。
ところで、近年、さまざまな理由で家族をはじめ、人との関わりを避け、自室にひきこもる若者や、ニートと言われる人の存在が大きな社会問題になっていますが、「彼ら」の 心情(しんじょう)を知ることで、私たちが人と関わる本当の理由を理解することができます。
ひきこもりの「彼ら」は皆(みな)、人間社会の中での孤立感や孤独感をはじめ、将来への 失望や絶望感を抱え、一様(いちよう)に悩み、苦しみを抱えて生きています。
常に、「このままではいけない、何とかしなければならない」と思いながらも、どうする こともできない中で、このままだと世間から「置いてけぼり」になるのではないか、見捨 てられるのではないかという「置き去り感」や「見捨てられ感」をはじめ、皆(みんな)と比 べて、自分は「ずれて」いるのではないか、無駄な時間を過ごしているのではないかと考 え、将来への不安や焦燥(しょうそう)感を募(つの)らせています。
このように、ひきこもりの「彼ら」の苦しみの原因は、人と関わることが出来ないとか、 人との関わりがないことから生まれる「心の葛藤」であることが解ります。
人の「悩み」の原因は、 「生老病死(しょうろうびょうし)」に始まって、 貧困、災難、事件・事故、 対人トラブル・争いや、 人に言えない悩みなど、 いろんなことがあるけれど、 人間社会で人として、 自分が存在(そんざい)しなくなる 孤立や孤独というものが、 最もつらいことである。
いわゆる、生きがい、やりがいは、 自分が存在してるという、 「自己存在の実感」が、 なければ感じることはない。
ところで、私たちは仕事をはじめ、あらゆる生活場面でさまざまな人と関わり合って生 きていますが、そこでは、人と関わることで自分が存在しているという「自己存在の実感」 と、関わりながら自分が何をしているのか、という「行動の実感」を得ています。
このふたつが実感できないと、仮にお金持ちであろうが、人からチヤホヤされようが、 私たちは、生きがいを感じることはできません。
つまり、私たちは人と関わることで「頼りにされる、あてにされる、注目される、必要 とされる、興味や関心を持たれる、認められる、正しい評価を受ける、感謝される、尊敬 や尊重される、称賛(しょうさん)される、褒(ほ)められる」などによって、「自分は役に立っ ている」という「自己有用感(じこゆうようかん)」や、「自分はかけがえのない存在である」 と実感する「自尊感情(じそんかんじょう)」、さらに、自分に対する「期待や可能性」である 「自己効力感(じここうりょくかん)」など、「自信」に繋(つな)がる「自己肯定観(じここうていか ん)」が育まれます。
このことでも解かるように、ひきこもりの「彼ら」の苦しさの原因は、人との関わりが ないため、人の中で自分が実感でなきいところにあります。
仕事や学校に行くことや、友人と遊ぶ、レジャーを楽しむなど、人それぞれ日々の生活 内容は違いますが、私たちは行く先々で実感する「自己存在感」や、行動することで得ら れる「充実感」や「満足感」が明日への「生きるパワー」になります。
「心が折れない生き方」をするには、人との関わりから生まれる「自己存在の実感」と 「行動の実感」がなくてはいけません。
人は人との関わりで、 「今日」の自分を省(かえり)みて、 「明日(あす)」の自分を、 「創(つく)」ります。
やがて、ゆくゆく、これからは、 「ああして」「こうして」「そうなる」と 期待を胸に、生きてます。
もしも、明日(あした)や将来の、 自分がイメージ(想像)、できなけりゃ、 夢や希望が持てなくて、 生きる気力をなくすでしょう。
明日(あす)の自分や将来の、 自分の姿が見えぬほど、 つらく、苦しいことはない。 人を避けては生きられない、 「所以(ゆえん)」はここにあるのです。
❖何故、人と関わるのか。
私たちは、生きていく上で「人」を避(さ)けたり、人との関わりを持たずに生きていくことはできません。
親、兄弟姉妹をはじめ、近隣近所の人づき合い、さらに職場での人間関係や友人知人と の付き合いなど、常に人と関わり合って生きています。
では、何故、私たちは人と関わらなければ生きていくことができないのか、その理由は 何か、ということを考えます。
まず、私たちが人と関わる目的や理由は、仕事など職場での経済活動であったり、学校 での学習活動をはじめ、ショッピングやレジャー、個人的な活動など、あらゆる生活場面 で常に人との関わりがありますが、私たちが人と関わる本当の理由は、別のところにある のをご存知でしょうか。
ところで、近年、さまざまな理由で家族をはじめ、人との関わりを避け、自室にひきこ もる若者や、ニートと言われる人の存在が大きな社会問題になっていますが、「彼ら」の 心情(しんじょう)を知ることで、私たちが人と関わる本当の理由を理解することができます。
ひきこもりの「彼ら」は皆(みな)、人間社会の中での孤立感や孤独感をはじめ、将来への 失望や絶望感を抱え、一様(いちよう)に悩み、苦しみを抱えて生きています。
常に、「このままではいけない、何とかしなければならない」と思いながらも、どうする こともできない中で、このままだと世間から「置いてけぼり」になるのではないか、見捨 てられるのではないかという「置き去り感」や「見捨てられ感」をはじめ、皆(みんな)と比 べて、自分は「ずれて」いるのではないか、無駄な時間を過ごしているのではないかと考 え、将来への不安や焦燥(しょうそう)感を募(つの)らせています。
このように、ひきこもりの「彼ら」の苦しみの原因は、人と関わることが出来ないとか、 人との関わりがないことから生まれる「心の葛藤」であることが解ります。
人の「悩み」の原因は、 「生老病死(しょうろうびょうし)」に始まって、 貧困、災難、事件・事故、 対人トラブル・争いや、 人に言えない悩みなど、 いろんなことがあるけれど、 人間社会で人として、 自分が存在(そんざい)しなくなる 孤立や孤独というものが、 最もつらいことである。
いわゆる、生きがい、やりがいは、 自分が存在してるという、 「自己存在の実感」が、 なければ感じることはない。
ところで、私たちは仕事をはじめ、あらゆる生活場面でさまざまな人と関わり合って生 きていますが、そこでは、人と関わることで自分が存在しているという「自己存在の実感」 と、関わりながら自分が何をしているのか、という「行動の実感」を得ています。
このふたつが実感できないと、仮にお金持ちであろうが、人からチヤホヤされようが、 私たちは、生きがいを感じることはできません。
つまり、私たちは人と関わることで「頼りにされる、あてにされる、注目される、必要 とされる、興味や関心を持たれる、認められる、正しい評価を受ける、感謝される、尊敬 や尊重される、称賛(しょうさん)される、褒(ほ)められる」などによって、「自分は役に立っ ている」という「自己有用感(じこゆうようかん)」や、「自分はかけがえのない存在である」 と実感する「自尊感情(じそんかんじょう)」、さらに、自分に対する「期待や可能性」である 「自己効力感(じここうりょくかん)」など、「自信」に繋(つな)がる「自己肯定観(じここうていか ん)」が育まれます。
このことでも解かるように、ひきこもりの「彼ら」の苦しさの原因は、人との関わりが ないため、人の中で自分が実感でなきいところにあります。
仕事や学校に行くことや、友人と遊ぶ、レジャーを楽しむなど、人それぞれ日々の生活 内容は違いますが、私たちは行く先々で実感する「自己存在感」や、行動することで得ら れる「充実感」や「満足感」が明日への「生きるパワー」になります。
「心が折れない生き方」をするには、人との関わりから生まれる「自己存在の実感」と 「行動の実感」がなくてはいけません。
人は人との関わりで、 「今日」の自分を省(かえり)みて、 「明日(あす)」の自分を、 「創(つく)」ります。
やがて、ゆくゆく、これからは、 「ああして」「こうして」「そうなる」と 期待を胸に、生きてます。
もしも、明日(あした)や将来の、 自分がイメージ(想像)、できなけりゃ、 夢や希望が持てなくて、 生きる気力をなくすでしょう。
明日(あす)の自分や将来の、 自分の姿が見えぬほど、 つらく、苦しいことはない。 人を避けては生きられない、 「所以(ゆえん)」はここにあるのです。
代表・矢吹孝志(やぶきたかし) 福島県生まれ
*MHPC代表、健康・教育カウンセラー
*レジリエンスセラピスト
*公立学校共済組合福島県支部「こころのケア事業」
・委託カウンセラー
*ティーペック(株)東京/大阪 ・委託カウンセラー
*システムブレーン/ライセンスアカデミー(講師派遣会社)
・登録講師
*NPO法人・日本フリースクール協会理事
MHPCマインドヘルスパーソナリティセンター
〒963-8813 福島県郡山市芳賀2丁目21-10
TEL 024-943-1678 FAX 024-943-1686
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