「知識」と「知恵」の違いとは

「知識」と「知恵」の違いとは。

人それぞれの生き方は, 千差万別、さまざまで、 百人百様、皆、違う。

一般的に言うならば、 何をするにも生真面目で、  余計なことには手を出さず、 新たなことへの「冒険」は、 まっぴらごめんと拒否をして、 生きてる人は常日頃、 「基本」「原則」大切に、 「画一的」に生きるという、 既成事実の公道を、 よそ見しないで生きてます。

確かにそれもいいでしょう、 一人ひとりの人生は、 自分で決めれば良いのです。 しかし、よくよく考えりゃ、 ものごと「多様」に考えて、 「基本」に対し「応用」や、 「例外」的なことがらに、 適宜対応するという、 生き方も又味なもの。

ところで話は変わるけど、 知識と知恵の違いとは、 一体どこにあるのでしょう。

いわゆる知識というものは、 「画一的」や「原則」や、 「基本」のことを言うのです。

知恵は「応用」「例外」や、 「多様性」だと言えるでしょう。

私見でものを言うならば、 頭の良さと賢(かしこ)さは、 同じ土俵で計れない。

知恵というのは賢さで、 頭の良さは知識です。 多くの知識を持つ人は、 「利口な人」と言われるが、 どんなに知識があろうとも、 知識を生かす知恵という、「賢さ」なければなりません。

知恵と言う名の賢さが、 なければどんな知識でも、 「枯れ木も山の賑(にぎ)わい」で、 ないよりましだが、つまらない。

さらに加えて言うならば、 頭でっかち小手先の、 知識はあっても経験に、 基(もとづ)く知恵がなかったら、 顔を綺麗に見せようと、 一生懸命、厚化粧、 している様(さま)と同じです。

知識を基に経験を、 たくさん積んでいることが、 勝負どころで勝ちに行く、 知恵が出てきて必ずや、 「勝利」を与えてくれるでしょう。

日々の暮らしや生活で、 あらゆることに関心や、 を抱いて生きていりゃ、 「好奇心」が湧いてきて、 人生、豊かになるでしょう。

「心が老いる」ということは、 「好奇心」がなくなって、 興味や関心、抱かない、 そうした様(さま)を言ってます。

喰わず嫌いじゃいけません。 好まぬことや嫌なこと、 むしろそうしたことがらを、 自ら経験することで、 賢い知恵がつくのです。

知識と知恵の違いとは、 ここらあたりにあるみたい・・ってよ‼

そうか、なるほどそのとおり、言われてみれば、ごもっとも‼

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