「壁」の功罪エトセトラ

壁というのは一定の、 方向性を保つのに、なくてはならないものである。

複雑怪奇に入り組んだ、 迷路も壁があることで、 出口にたどり着くのです。

壁というのはこのほかに、 失敗、過ち、間違いを、未然に防いでくれるほか、前にはだかり 戒める 禁止や自制の壁もありゃ、 自己成長に欠かせない 試練を与える壁もある。

さらに加えて言うならば、 雨、風凌(しの)いでくれるのも、 暑さ寒さを防ぐのも、外の敵から身を守り、 平和に暮らしていけるのも、 壁のおかげと心得る。

いずれの「壁」もこのように 身の安全を守るため、 必要不可欠大切な、貴重なものと心得る。

日々の暮らしや生活で、 「追い風」に乗り順調に、暮らしていればそれも良し。

しかし、時には「向かい風」、 まともに受けて苦悩する,逆風感じたその時は 「前に進んでいるんだ」と、 気持ちを新たに立ち向かう。

「向かい風」とは自らが、 成長している「証し」だと 教えてくれる有難い、 「無言の壁」と言えましょう。

♪風、風、吹け吹けもっと吹け、 「向かい風」ならさらに吹け‼♪・・・てっか。 

養老孟司も言ってるよ。 「バカの壁」とは自らの バカさ加減が生みだした「自業自得」の壁だって‼

そうか、なるほどそのとおり、言われてみれば、ごもっとも‼

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